サロンのホットペッパーページやSNSに、専門用語をそのまま載せていませんか。似合わせカット、フラットラッシュ、骨格補正、ハーブピーリング。サロンで毎日使っている言葉だからこそ、それが「伝わらない言葉」だと気づきにくい。実はこの専門用語こそ、集客できないサロンに共通する大きな落とし穴です。
サロンの専門用語はお客さんにとって外国語と同じ
サロンで働いている私たちにとって、フラットラッシュや骨格補正は日常的な言葉です。毎日のように使うし、スタッフ同士の会話でも普通に出てくる。だからつい、お客さんにも通じると思ってしまいます。
でも、お客さんにとっては全く馴染みのない言葉です。フラットラッシュと聞いて「何それ?」と思う方がほとんどですし、骨格補正と聞いて「なんか怖そう」「手術みたいなこと?」と不安に感じる方すらいます。
伝えたいことが伝わらないだけならまだましで、専門用語が並んだページは「難しそう」「自分には合わなそう」という印象を与えて、お客さんを遠ざけてしまうことすらあるんです。ホットペッパーでお客さんがサロンを探すとき、何十ものページをスクロールしています。その中で意味の分からない言葉が並んでいるページをわざわざ読み込む人はいません!
技術名ではなく「自分がどう変わるか」を伝える
お客さんが知りたいのは技術の名前ではありません。「それで自分がどう変わるのか」。ここだけです。たとえば以下のように変えてみてください。
フラットラッシュ → 自まつ毛みたいに軽くて自然な仕上がり。骨格補正カット → 小顔に見えるカット。ハーブピーリング → 触りたくなるようなツルツル肌に。似合わせカット → 周りから「なんか変わった?」と言われるカット。
どうでしょうか。同じ施術なのに、受ける印象が全く違いますよね。技術名は施術者側の分類にすぎません。お客さんにとって大事なのは、その施術を受けた後の自分の姿です。
この「翻訳」ができているかどうかが、お客さんの心を動かせるかどうかの分かれ目になります!
サロンの専門用語を翻訳するコツは「カウンセリングの言葉」にある
では、どうやってお客さんに伝わる言葉を見つければいいのか。答えはシンプルで、お客さんが実際に使っている言葉をそのまま使えばいいんです。
私自身、以前は技術名をそのまま載せていました。自分では分かりやすく書いているつもりだったのに、なぜか反応がない。そんな時期があったんです。変わったきっかけは、お客さんとのカウンセリングでした。
お客さんは「フラットラッシュがいい」とは言いません。「自然に見えるのがいい」「重くないのがいい」と言います。骨格補正カットが欲しいとも言いません。「顔が丸く見えるのが嫌」「小顔に見えるようにしてほしい」と言うんです。
この生の言葉をメモして、そのままページに使う。たったこれだけで反応が大きく変わりました。カウンセリングシートを見返すだけでも、お客さんの言葉はたくさん見つかります!
専門用語を使い続けると「存在しないサロン」になる
ホットペッパーで検索するとき、お客さんは専門用語では検索しません。「まつエク 自然」「小顔 カット」「肌 ツルツル」。こういう日常の言葉で探しています。
つまり、専門用語だけでページを作っていると、検索にも引っかからない。検索に引っかからなければ、そのページは存在しないのと同じです。お客さんの言葉でページを書くことは、お客さんの心に届くだけでなく、そもそもお客さんに見つけてもらうためにも必要なことなんです。
「うちのサロンは技術力で勝負しているから、専門用語で書いたほうが信頼感がある」と思う方もいるかもしれません。でも、お客さんは技術力を専門用語で判断しているわけではありません。口コミや写真、そして「自分の悩みを分かってくれそうかどうか」で判断しています!
専門用語をお客さんの言葉に変えるだけで集客は変わる
やることはシンプルです。自分のサロンのページを開いて、お客さんが読んだときに意味が分からない言葉がないかチェックする。もし専門用語があれば、「それで自分がどう変わるか」に翻訳する。迷ったら、カウンセリングでお客さんが実際に使った言葉を思い出してみてください。
専門用語をそのまま載せているサロンは、お客さんとの間に見えない壁を作ってしまっています。その壁を取り払うのは、難しいテクニックではなく「言葉の翻訳」だけ。今日からでもすぐにできることなので、まずは自分のページを見直すところから始めてみてください!
